【面接対策】内定率が上がる面接中の話し方のコツ | 英語回答例あり
面接で成功するためには、自分の希望や経歴をただ話すだけでは不十分です。
重要なのは、面接官に「この人を採用することで会社にどんなメリットがあるのか」を明確に伝えることです。
話の主役を自分から相手企業に移すことで、採用担当者に良い印象を与え、選考通過の可能性を高めることができます。
まずは採用担当者に良い印象を与えない悪い回答例をご紹介します。
I’m interested in this job because I want to improve my skills and grow my career. The salary also seems better than my current job, so I think I can stay here for a long time.
このような回答では、応募者が会社にどのように貢献できるかが伝わらず、「自分中心」という印象を与えてしまいます。
採用担当者は、自社の課題を解決し、チームに価値をもたらしてくれる人材を求めています。
そのため、面接では「会社にとっての価値」を中心に据えて話すことが大切です。
次に多くの採用担当者に良い印象を与える回答例をご紹介します。
💡回答ポイント:「相手企業を主役に」
Thank you very much for that question. I actually have a really strong background and foundation in accounting, and I understand this role will transition into an FP&A-focused position. I’ve studied extensively about FP&A, and my solid accounting background would not only support the team with closing the books but also enable me to contribute as a strong FP&A business partner for the sales and marketing teams.
Additionally, I have 10 years of experience in back-office roles, primarily in the medical device industry, and I’ve worked on ERP upgrades twice before. I understand your Accounting & Finance team is planning an ERP upgrade, and I’d love to bring my experience to help ensure its success. With this background, I’m confident I can hit the ground running from day one and bring immediate value to your team.
この回答では、応募者が自分のスキルや経験を通じて、具体的にどのように会社の課題を解決できるかを明確に伝えています。
また、会社の現在の状況(例:ERPアップグレードの計画)への関心を示し、課題解決意識をアピールしています。
面接で「相手企業を主役にする」方法は志望動機だけでなく自己紹介や強み・弱みを伝える際にも活用していただけます。
自己紹介をするとき
悪い例:「自分はこういう性格で、こういう経験があります。」
良い例:「これまでの経験で培った分析力を使い、御社が直面している課題を解決できると考えています。」
強み・弱みを伝えるとき
悪い例:「自分の強みは粘り強さで、弱みは完璧主義です。」
良い例:「強みの粘り強さは、困難なプロジェクトの完遂に役立つと考えています。一方、完璧主義という弱みも、効率化の意識を持つことで改善してきました。」
面接は自己アピールの場ですが、その目的はあくまで「会社に貢献する姿を伝えること」です。
相手企業のニーズや課題を事前に調べ、それに応じた回答を用意することで、面接官に「この人と一緒に働きたい」と思わせることができます。
面接準備の際は、話す内容が相手企業の視点からどう見えるかを常に意識しましょう。
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