【外資系人事のキャリアパス – Compensation & Benefits スペシャリスト編 -】
外資系中小企業において、Compensation & Benefits(報酬・福利厚生)担当者は会社が魅力的な職場であり続け、優秀な人材を採用し続けるための支援を行う重要なキャリアです。
この記事ではC&B担当者の業務内容とキャリアパスについて紹介します。
まず、C&B担当者の主な業務内容は給与・報酬と福利厚生の管理及び企画です。労務・福利厚生の担当者は報酬と福利厚生のプランニング、同業界の報酬制度に関する市場の把握、会社が魅力的な職場であり続け、優秀な人材を採用し続けるためのサポート、C&Bを通じて従業員のモチベーションを高め、最高のパフォーマンスを引き出すための支援を行います。給与管理は、C&B部門や人事オペレーション部門が担当することもあります。
▶その他人事のポジションと業務内容についてはコチラの記事を参照してください。
それではC&Bスペシャリストのキャリアパスについて詳しく見ていきましょう。
C&Bスペシャリストのキャリアパス ~ C&BスペシャリストからC&Bディレクターへ ~
ステップアップにかかる年数は、個人のスキル、経験、状況によって異なりますが、一般的な目安としては以下のようなステップが考えられます。
1-3年 | C&Bスペシャリスト |
3-5年 | シニアC&Bスペシャリスト |
5-8年 | C&Bマネージャー |
8-12年 | C&Bディレクター |
C&Bスペシャリスト:
この役割では、給与データの分析とベンチマーキング、福利厚生プランの設計サポート、報酬戦略の策定などのC&B業務を担当します。スペシャリストとして給与と福利厚生の専門知識を深めます。
シニアC&Bスペシャリスト:
C&BスペシャリストからはシニアC&Bスペシャリストの役職にステップアップすることが可能です。このポジションでは、組織全体の報酬戦略の策定、福利厚生プログラムの最適化、法的規制への適合などに関与します。このポジションでは、リーダーシップスキルと戦略的な能力に磨きをかけます。
C&Bマネージャー:
シニアC&Bスペシャリストからのステップアップとして、C&Bマネージャーのポジションを目指すことがあります。この役割では、C&Bチームのリーダーシップと管理、報酬戦略の全体的な計画と実行、エグゼクティブとの連携、予算管理などを担当します。C&B戦略の導入と実行に貢献することが可能です。
C&Bディレクター:
C&Bマネージャーから更なるステップアップとして、C&Bディレクターの役職を目指すことができます。このポジションでは、組織全体の報酬戦略の指揮、エグゼクティブチームとの協力、報酬プログラムの効果測定と最適化などを担当します。
C&Bディレクターへのステップアップは、単に報酬と福利厚生の設計だけでなく、戦略的なリーダーシップとビジネス目標の達成を結びつける重要なポジションです。組織の成長と成功に向けた報酬と福利厚生の戦略的な展開を牽引することが求められるでしょう。
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