サプライチェーン担当者として外資系中小企業で働くメリットとは?
日本国内に進出している外資系企業は約3,000社。
そのうち、従業員数500人以下の中小企業が7~8割を占めています。
そんな外資系企業の大部分を占める中小企業のSCM担当者として働く具体的なメリットについてご紹介いたします!
エンド・ツー・エンドのSCM経験を積める
外資系中小企業は通常、SCMのキーパーソンを1人採用し、オーダーエントリーから顧客への最終納品までのすべての業務を担います。その結果、このようなポジションで働く人は受注管理、ロジスティクス、需要・供給計画、調達など、SCMのさまざまな部門で経験を積むことができ、早いペースでSCM部門長へとキャリアアップすることが可能です。また、SCMのあらゆる分野を経験することで、将来的にどの分野を専門にするかを決める判断材料にもなるでしょう。
安定した職
ほとんどの外資系中小企業のSCMチームは限られた人数しか採用しません。そのため、採用は常に計画的であり、国内での事業活動を維持するために必要不可欠な部門です。つまり、企業全体のビジネスや在庫戦略を大幅に削減することがない限り、これらのポジションがクローズする可能性は非常に少なく、安定した環境で就業いただけます。
スピード感を持って仕事ができる
外資系中小企業では、最終的な決裁者の前に報告が必要なステークホルダーは少ない傾向にあります。実際、ほとんどの外資系中小企業では、SCMの主要メンバーが日本のGMに直接報告を行っています。これにより、タスク完了までにかかる時間が大幅に短縮され、その結果、残業時間が減り、スピード感を持ちながら仕事を進めていただけます。
ビジネスに与える影響力
外資系中小企業には、多国籍大企業のようなブランド認知度やグローバルな事業展開を行っている企業は少なく、ベンダーや顧客との契約も容易ではありません。そのため、外資系中小企業において物事がうまくいった場合、大手企業に比べ、グローバル本社は従業員一人ひとりの努力を高く評価する傾向にあります。中小企業では、ビジネスに直接影響を与えることができる可能性が高く、早いペースでキャリアアップすることができるでしょう。中小企業での経験があることで魅力的な経歴書を作り上げることが可能です。
新しいプロセスの確立と運用
ご自身が今後どんな働き方をしたいか、どんな経験を積みたいかを考慮して、ご自身に合った企業を見つけてみてください。