【面接対策】自己紹介と自己PRの違いとは?
面接での自己紹介と自己PRは、どちらも自分をアピールする重要な要素ですが、目的や内容が異なります。
このブログでは二つの違いと回答例をご紹介いたします。
自己紹介とは
自己紹介は、面接の最初に行われることが多く、簡潔に自分が何者かを面接官に伝えることが目的です。
自己紹介では下記の内容を含めると良いでしょう。
- 氏名と挨拶
- 現職または前職について
- 職務経歴・実績
- 締めの言葉
本日はお時間をいただき、ありがとうございます。〇〇〇と申します。
現在、〇〇〇株式会社の人事部に所属し、主に採用活動を担当しております。これまで3年間にわたり、幅広い職種における人材の採用プロセスに関わり、新卒から中途まで、多様なバックグラウンドを持つ人材の採用に成功してきました。昨年は、グローバルポジションの採用において、全体の応募者数を20%増加させる施策を立案・実行し、採用効率の向上にも寄与しました。
外資系企業ならではのグローバルな視点と、多様な人材に対応する経験を活かし、さらに幅広い採用戦略に挑戦したいと考え、御社に応募いたしました。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
自己PRとは
自己PRは、自分の強みや能力を面接官にアピールする場です。ここでは自分のこれまでの経験やスキルを基に、企業に対して「自分がどのように貢献できるか」を具体的に伝えることが目的です。
- アピールしたい強みを一言で伝える
- 成果の数字・周りの評価を含めた具体的なエピソードを伝える
- 強みを応募先企業でどのように活かすことができるか、活かしたいかを伝える
私の強みは、多様な人材を見極め、最適なポジションに配置する能力です。
これまで、グローバルな環境で異なるバックグラウンドやスキルセットを持つ候補者の採用に携わってきました。昨年、当社のエンジニアポジションの採用において、応募者の技術スキルだけでなく、チームとの相性や文化的適応力を重視した採用プロセスを導入しました。その結果、採用した人材の定着率が従来の80%から95%に向上し、離職率を大幅に減少させることができました。また、上司からも「適材適所の配置が効率的なチーム運営につながった」と評価をいただいております。
この強みを御社においても活かし、グローバルな人材採用の最前線で貢献したいと考えています。特に、多様な価値観やバックグラウンドを持つ人材を採用し、長期的な活躍を支援することで、御社の人材戦略に寄与したいと思っております。
まとめ
自己紹介では自分の人となりを知ってもらうことを目的とし、自己PRでは自分の強みをアピールすることを目的としています。
この違いを理解し、場面に応じて適切な話し方をすることで、面接官に良い印象を残し、採用への大きな一歩を踏み出すことが可能です。