投稿日:2025.02.24 最終更新日:2025.03.19
【円満退職】退職を引き止められた時の対応の仕方とは?
転職先が決まり、ほっとしたのも束の間。いざ退職を申し出ると、会社から引き止められてしまうケースは少なくありません。
本記事では、企業がよく用いる引き止めの手法と、それに対する適切な断り方について詳しく解説します。
企業がよく使う退職の引き止め手法
1. 給与アップの提案
企業が最も多く用いる引き止め手法の一つが、給与アップの提案です。新たに採用を行うには、求人広告費や研修費など多額のコストがかかるため、給与を上げてでも現職者を引き留めるほうが企業にとってはメリットがあるのです。
しかし、給与が上がるからといって、必ずしも長期的なキャリアにプラスになるとは限りません。企業側は、一時的にあなたを引き止めても、半年から1年の間に後任者を見つけるつもりでいることもあります。短期的なメリットだけに惑わされず、本当に自分にとって良い選択かどうかを慎重に考えましょう。
2. 良心に訴える引き止め
「君が辞めるとチームが困る」「プロジェクトが回らなくなる」といった感情に訴える引き止めもよく見られます。しかし、業務の継続は会社全体の仕組みやチームワークによるものであり、個人だけの負担にするべきではありません。
転職活動を始めた理由を思い出し、初心を忘れずに自分のキャリアのための決断を貫きましょう。
退職の引き止めを断る方法
1. 明確かつ丁寧に退職の意思を伝える
引き止めを避けるためには、曖昧な態度を取らず、退職の意思をはっきりと伝えることが重要です。「迷っている」「考え直すかもしれない」といった発言は、さらなる引き止めの口実を与えてしまいます。
「〇月〇日をもって退職する意思は変わりません。」と、毅然とした態度で伝えましょう。
2. 円満退職に向けた準備をする
退職までの期間は、引継ぎ業務に注力し、できるだけスムーズに業務を引き渡せるよう努めましょう。
具体的には・・・
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後任者がスムーズに業務を行えるようマニュアルを作成する
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チーム内で引き継ぎのスケジュールを明確にする
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必要に応じて社内外の関係者に挨拶をする といった対応を行うと、周囲の理解も得やすくなります。
円満退職のために心がけること
1. 最後まで誠実に業務をこなす
転職先が決まったからといって、勤務態度を変えるのはNGです。手を抜かず、これまで支えてくれた上司や同僚への感謝の気持ちを持って、最後までしっかりと業務を遂行しましょう。
2. 退職後のリファレンスチェックを意識する
外資系企業では、転職先が前職の上司や同僚に仕事ぶりを確認する「リファレンスチェック」を実施することがあります。円満退職を心がけ、良い評価を得られるようにすることで、今後のキャリアにもプラスになります。
▶ リファレンスチェックの詳細については、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
退職時の引き止めはよくあることですが、大切なのは自分のキャリアを最優先に考えることです。
企業の引き止めに流されず、明確な意思を持って対応しましょう。
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