多くの外資系企業の採用サポートをさせていただく中で、なかなか自社に合った候補者を見つけられないという企業様からのお問い合わせをいただくことがあります。これには、日本の労働市場の狭さ、高度な語学力のある人材が限られていることによる人材獲得競争の激化が深く関係しています。

この記事では人材紹介会社を利用して優秀な人材を採用するためのポイントを５つに分けてご紹介いたします。

 

リクルーターとジョブディスクリプション・採用プロセスの見直し

 
リクルーターは類似した業界やポジションの採用サポートを行っており、様々な企業のジョブディスクリプションや採用プロセスを見ています。つまり、リクルーターは依頼のあったポジションの内容を、競合他社の類似ポジションと比較できる立場にあるのです。どのような条件であればマーケット内で競争力を持てるのかなど、より多くの人材を惹きつけ優秀な人材を獲得するポイントやノウハウを持っているため、リクルーターと一緒にジョブディスクリプション・採用プロセスを見直し、リクルーターからの提案があれば採用してみるのもいいかもしれません。

 

面接プロセスの簡素化

綿密な面接プロセスは大切ですが、長い面接プロセス＝綿密とは限りません。　
激しい人材獲得競争の中で採用を成功させるには、スピード感も重要となる場面があります。面接が長すぎてしまうと候補者の興味が薄れてしまったり、他社からのオファーを承諾してしまう可能性があります。そのため、面接のステップを組み合わせたり、必要であればプロセスを短縮するのをおすすめします。
また、一次面接が極端に厳しい面接であったり、過去の経験について非常に些細なことに焦点を当てた面接であったりすると、他社と比較する際の印象に影響しかねません。そのため、一次面接と最終面接では候補者の選考だけではなく企業の魅力もしっかりと伝える事を意識して、深堀する質問はその間のプロセスで行うと良いでしょう。

 

業界間の類似性を考慮する

多くの場合、企業は同じような業界の出身者や同じ製品を扱う候補者を優先しますが（当然のことではありますが..!）、異なる分野・業界の出身者であっても、自社のビジネスに応用できるスキルセットを持つ候補者は多くいます。例えば、製薬企業でサプライチェーン部門の採用を行う場合、サプライチェーンのスピード(出荷頻度など）の観点で、BtoC(FMCG)企業で働く候補者でもマッチする事があります。採用を行う際は少し視野を広げてみると、より多くの選択肢が生まれるでしょう。

 

リクルーターとできるだけ多くの情報を共有する

エンプロイヤーブランディングは、企業にとってより優秀な人材を確保するのに非常に重要なものです。
多くの求職者、時には競合他社に勤めている求職者とやり取りをしているリクルーターに多くの情報を提供することで、リクルーターは企業の人事担当者に代わり、より魅力的に求職者に企業を売り込むことができます。そのため、リクルーターにはできるだけ多くの情報を共有すると良いでしょう。

 

過去の経験や契約内容だけでエージェントを選ぶのではなく、特定の分野に特化したエージェントも検討する

多くのポジションに対応できる大手エージェントと、特定のニッチな分野に特化したエージェントを併せて利用することで、量・質ともにバランスの取れた、候補者を獲得することが可能です。
したがって、過去の経験や契約内容だけでエージェントを選ぶのではなく、募集しているポジションに合わせて、エージェントを選ぶと効率的に採用を進められるでしょう。

 

キャリアスカウトジャパンは外資系中小企業の経理・財務、SCM・物流、人事分野に特化した人材紹介会社で、各分野に特化した専門知識・ノウハウが豊富なコンサルタントが在籍しています。

採用でお困りの企業様はぜひ一度キャリアスカウトジャパンまでお問い合わせください。
TEL.03-4580-6150

 

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キャリアスカウトジャパン株式会社（CSJ）は、経理・財務、サプライチェーン・物流、人事の専門性に特化し、関東（東京・神奈川・埼玉・千葉他）に所在する幅広い業種の外資系優良中小企業へのハイレベルの人材紹介を行っています。

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